最初の一歩が、一番重かった時期がありました。
歩いたほうがいい。動いたほうがいい。
そんなことは分かっているのに、なかなか動けませんでした。
やる気がまったくないわけではないんです。
むしろ、やらなきゃという気持ちはありました。
でも、その一歩が出ない。
それで止まってしまうことが何度もありました。
今思うと、僕に足りなかったのは気合いではなく、最初の一歩を軽くする工夫だったのかもしれません。
今日は、最初の一歩が一番重かった頃の僕の話を書いてみたいと思います。
やろうという気持ちはあるのに、身体が動かなかった
以前の僕は、ダイエットをしようという気持ちはありました。
歩いたほうがいい。
少しでも動いたほうがいい。
そんなことは分かっていたんです。
でも、分かっているのに動けませんでした。
時間がないわけでもない。
体調が特別悪いわけでもない。
それなのに、最初の一歩だけがなかなか出なかったのです。
僕は、最初の頃は4時に起きていました。
何をするでもなく、コーヒーを飲みながらネットをさまよう毎日でした。
無駄な時間を過ごしているな。
自覚はありました。
散歩でもしてこようかな。
と思うだけで、まったく動きません。
「寒いし」とか「風が強いし」とか「まだ、頭が起きてないから、後で行こう」だとか言い訳のオンパレードです。
一歩を踏み出す。たった一歩がこんなにも重いものだとは思っていませんでした。
動けないままPCの前に座ると、その日が終わっていった
一歩が出ない時の僕は、とりあえず体重計には乗る。
洗顔や歯磨きもする。
でも、その先が続きませんでした。
そのままPCの前に座ってしまうと、もう動けません。
ネットニュースを読んで、いつものサイトを見ているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
歩こうと思っていた気持ちは、そこで静かに消えていきました。
一応、習慣になっている体重計に乗ります。
もちろん、歯も磨きます。
それなりに、最小行動は行っていました。
しかし、PCの前に座ってしまうんです。
無駄な時間だと分かっているのに、ネットニュース、常連のサイトを巡回。
30分、1時間と時間は経っていきます。
それなのに自分は時間を忘れてPCに没頭してしまうのです。
そうなると、「散歩は夜でも良いかな?でも、夜は疲れてるし…」「いいや、明日の朝、絶対やろう」などと考えます。
こんな時の【絶対】ほど、当てにならないものはないですね。
翌朝も、同じことの繰り返し。もう、ルーティン化していると言っていいでしょう。
最初の一歩が重いと、その先全部が遠く感じた
今思うと、僕が動けなかったのは、歩くことそのものが嫌だったからではありませんでした。
最初の一歩が重すぎたのだと思います。
外に出る。
靴を履く。
歩き始める。
その入口の部分が重いと、その先にある全部の行動まで遠く感じてしまいます。
だから、続かないというより、その前に始めにくかったのかもしれません。
動きやすい服装に着替えて散歩に出ることが、こんなに難しいことだとは思いませんでした。
最初の一歩の重さ。着替えること自体は難しいことではありません。普通に皆さんがやっていることです。
でも、いざ、服を着替えて『外に出る』となると、一気に難易度が高まります。
めんどくさい。行き着く言葉はこれじゃないでしょうか?
この言葉が、最初の一歩を重たくしている。そんなふうに思います。
最初の一歩を軽くしたら、少しずつ動けるようになった
そんな僕が少しずつ変わったのは、最初の一歩を小さくした時でした。
ちゃんと歩こう。
しっかり続けよう。
そう考えるより、まずは動きやすい形を作るようにしたのです。
体重計に乗る。
姿勢を正す。
動きやすい服に着替える。
そういう小さな行動にしていくと、一歩目の重さは少しずつ軽くなっていきました。
以前の僕に必要だったのは、気合いではなく、最初の一歩を出しやすくする工夫だったのかもしれません。
なぜ、第一歩が踏み出せたか。
それは服です。服をPCチェアの座面に置いたんです。
服が置いてあるので、座れません。
「着替えてみるか」そんな心境の変化が自分に生まれました。
最初の頃は、着替えたり、服をベッドに投げてPCチェアに座ったりしてました。
いきなり100%できていたわけではありません。
でも、徐々に着替える日のほうが多くなってきました。
体重計や歯磨きが習慣化されているので、これを第一歩と呼ぶのはちょっと違うような気もします。
動きやすい服装に着替えれば、外にもでます。朝の空気の気持ち良さを感じるようになっていました。
これが第一歩目だったと思います。
PCチェアの座面に服を置く工夫をしてから、着替えて外に出るまでは、そんなに時間はかかりませんでした。
一歩目を軽くすれば、次の一歩がまっている。そうやって前に進んでいくんだなと感じます。
続ける前に、始めやすくすることが必要だった
今思うと、ダイエットは続けることばかり考えていました。
でも本当は、その前に「始めやすくすること」のほうが必要だったのだと思います。
最初の一歩が重いままだと、続ける話までたどり着けません。
でも、一歩目が少し軽くなるだけで、流れは大きく変わります。
僕にとって最小行動は、続けるための方法である前に、最初の一歩を軽くする方法でもありました。
第一歩を踏み出したあとはスムーズに行動が流れていきました。
着替える→靴を履く→玄関を開ける→外に出る。
ここまでくれば、あとは歩くだけです。
10分でいい。あの交差点まで歩いて行こうでもいい。
そうやってだんだん積み上げていけば、立派にウォーキングしている人になれます。
第一歩目は重いです。しかし、最小行動から始めれば重さも半減します。
習慣化されているものですから。
そして、新しく習慣化していくものも見えてくるはずです。
ここは皆さんそれぞれ違うと思うので、ひとつだけ言うなら、
動きやすい服装に着替える。これは習慣化したほうがいいですね。
たとえ、ラジオ体操だけでも着替えて行えば、気持ちも乗って動きも軽やかになります。
是非試してくださいね。
まとめ
何事も始める前の一歩目というのは重たいものです。
最小行動でさえ、やり方を間違えれば重くなってしまいます。
例えば、体重計を引っ張り出すという行動を入れるだけで重たくなってしまうのです。
体重を計り忘れたりして1日空けるともうダメだという思いになり、そこでストップしてしまう。
また、最初の一歩に戻るのは重いと思いませんか?
成功体験が、一歩目を軽くしてくれるんです。
そして、自分にあった工夫。
僕の場合、PCチェアの座面に服。という工夫を考えつきました。
工夫次第で、重たい一歩も軽くできます。
ぜひ、試行錯誤して、軽い気持ちでダイエットしていきましょう。
全体の流れを知りたい方へ
→ 最初に読む(ロードマップ)
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→ 僕のダイエット物語 記事一覧
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ダイエットは一直線ではありません。
落ちて、戻って、
また続けていくものだと思っています。
この物語も、まだ途中です。
