あれは秋口だったように覚えています。
近くに大型の酒屋があります。
そこで冷えたビール6本パックを買って帰ってくる途中に、
弟が部屋の前にいるのが見えました。
僕は「おーい!」と言って手を振りましたが、
弟は、ノーリアクションでした。弟はそういう人なのです(笑)
階段を上がり部屋の鍵を開けている最中に、
弟がぼそっと「小太りおじさんが歩いてくるなと思ったら兄じゃん」と笑いながら言いました。
僕がオウム返しに「小太りおじさん」というと、弟は一言「痩せなよ」と。
まぁ、自分でも太っている自覚はありましたので、
その一言一言が僕の柔らかいのか硬いのか分からないハートに突き刺さります。
他愛もない話をしていると、買い物をしていた母が帰宅。そのまま2人で何処かに出かけていきました。
しかし、人の何気ない一言というのは後々効いてくるものです。
小太りおじさん。たしかに太っている自覚はありましたが、はっきりと言われたのは何年振りでしたか。
以前は、凄い腹だねーとか言われると、すごいでしょ~とか言っておちゃらけてたんですが、
身内に言われるのは違いますね。
それでも、買ってきたビールを美味しく飲むために冷蔵庫にスペースを作り、
ヒエヒエにしているんですから、しょうもないもんです。
ヒエヒエのビールを飲みながらTVを観て良い感じになったところで寝るといういつも通りの行動を取って布団に横になったときです。
また、小太りおじさんが登場してきました。「そうか。俺は小太りおじさんなんだな」しばらくそれを繰り返し、「ダイエットでもするか」
と軽く考え、どうやって痩せるかを考えているうちに眠ってしまいました。
しかし、実際に動くとなると何をすれば良いのか分かりません。
痩せなきゃなぁとは思うものの、体が動きません。
日中、川沿いの道を歩いてみるものの、人が多く気を使い違う意味で疲れる。
書いていて思い出したけど、あの道の真ん中を偉そうに歩いている奴って何なんでしょうね。
もっと端っこ歩けばいいのに。
それでも2~3日は歩いたかな。(三日坊主)
で、一週間やそこらやらないで、思い出したようにまた歩く。そしてまたしても三日坊主。
そんなこんなで、やらなくなっちゃう。
これは今思えば完全にやる気先行の失敗する行動ですね。
まずは、少しでいいから行動。
行動すればやる気はついてくる。
行動を続けていけば行動範囲が広がると同時にやる気が大きくなっていく。
▶やる気が行動を邪魔しているんじゃない。行動がやる気を邪魔しているんだ
しかし、小太りおじさんという言葉は、僕の心に火をつけたことは間違いありません。
三日坊主にもならないのですが1週間に数度歩くようになりました。
ただ、すぐに忘れてしまいやらなくなる。ある日突然思い出したように歩く。
みたいなことの繰り返しをしていました。
そんな時、「体重計に乗るだけで体重は減る」みたいな都市伝説が聞こえてきました。
歩けないのなら体重計に乗ればいいじゃない。もうだいぶ前から体重計にだけは乗っていました。
その頃は、もう体重計に乗ることが習慣づけられていましたので、そこは簡単にクリアできました。
しかし、体重は思ったように落ちない←当たり前。
あまり面倒なダイエットはしたくない僕は、置き換えダイエットを選びます。
これも効果なし。結局、ウォーキングにいきつくわけです。
ある夏の日、弟が、「痩せたよね」って言った時はガッツポーズですよ(笑)
今振り返ると、
・体重計に乗る
・いろいろ試す
・ウォーキングに行き着く
この流れの中で、
「体重計=最小行動」という習慣ができ、
「行動が先、やる気はあと」という形ができていったのだと思います。
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③気づいたら53kgになっていた話
このブログの考え方の中心
▶ 最小行動とは
全体の流れを知りたい方へ
→ 最初に読む(ロードマップ)
実体験の流れを追いたい方へ
→ 僕のダイエット物語
やる気に頼らない方法を知りたい方へ
→ 最小行動のやり方(まとめ)
崩れたときの戻し方を知りたい方へ
→ 心の整え方
ダイエットは一直線ではありません。
落ちて、戻って、
また続けていくものだと思っています。
この物語も、まだ途中です。

