いつも、立ったままシャワーを浴びていました。
ふと視線を下に落とすと、出っ張ったお腹。
「痩せなきゃなぁ」
毎日、そう思うだけ。
何も変えない日々が続いていました。
年に一度のメタボ診断。
正直、行くのが嫌で仕方ありませんでした。
それでも上司に
「行って来い」
と言われ、渋々受診。
結果は、メタボ予備軍。
「まだメタボじゃないじゃん。ならいいか」
毎年、同じことを思っていました。
そして、そのまま何年も放置です。
そんなある日。
近所の酒屋へビールを買いに行った帰り道。
弟が一言。
「小太りのおじさんが歩いて来るなと思ったら、兄じゃん」
……なぬ?
「小太りおじさん?」
心の中で、何かがカチッと入りました。
「よし、痩せてやる」
この一言が、僕にとっては十分すぎるきっかけでした。
翌日から、早速行動開始。
まずはスプレッドシートで体調管理。
体重欄を作り、グラフを入れて、推移を可視化。
これ、思った以上に効果がありました。
「楽して痩せたい僕」は、
都市伝説のような
「毎日体重計に乗ると痩せる」
を信じて実践。
……2週間。
体重、まったく動かず。
「やっぱりダメか」
(当たり前ですね)
次は朝食抜き。
会社に着く頃には、空腹でフラフラ。
数日は耐えましたが、無理。
シリアルバーを食べ始める。
これじゃダメだ。
次は置き換えダイエット。
3ヶ月続けました。
痩せない。
そして、やっぱりお腹が減る。
結果、断念。
そこから、また数年放置です。
なぜかある日、突然思いました。
「やっぱり、痩せなきゃダメだ」
今度は、マジダイエット。
まずは食事の見直しから。
- 揚げ物は控える
- 鶏肉は胸肉中心
- 豚肉は脂身の少ないもの
- 魚を意識して食べる
- 炭水化物の前にサラダ
- カフェオレ禁止、コーヒーはブラック
- 甘いものは、たまに
完璧じゃないけど、できることから。
そして、ジャージを購入。
(形から入るタイプです)
ウォーキングを始めました。
とはいえ、
歩幅も速度も距離も気にせず、ただ歩くだけ。
コースは川沿い。
橋が多くて、最初は短い距離から。
慣れてきたら、橋一本分ずつ延ばす。
毎日すれ違う、マジウォーキングのお姉さん。
「僕も、できるだけ速く歩こう」
最初は1km12分。
最終的には、約10分で歩けるようになりました。
今は便利なアプリがありますね。
音楽を聴きながら歩くと、自然とペースも上がる。
テンポの速い曲、かなり効果ありです。
気づけば、
約5kmを50分弱、毎日歩く生活になっていました。
きっかけは、弟の一言。
でも、
最初は楽な方法を選んでは挫折。
それでも、
食事の見直し
無理のない距離設定
音楽の力
いろんなことが重なって、
結果として 17kgのダイエットに成功しました。
この頃の僕は、まだ「やる気があったから続いた」と思っていました。
でも今振り返ると、実は逆だったなと感じています。
やる気が出たから動いたのではなく、動いたからやる気があとからついてきた。
この考え方については、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 やる気が出ない日は“行動”から|ダイエットが続く最小行動の考え方
70kg → 53kg。
この時、
「やればできるじゃん」
と、初めて自分を少し認められた気がします。
迷ったら、まずはここからでOKです。
やる気に頼らない痩せ習慣の全体像は、
【最初に読む】ロードマップにまとめています。
→ やる気に頼らない痩せ習慣ロードマップ

