ダイエットをしていると、体重の数字はどうしても気になります。
僕も体重計に乗って、昨日より増えていれば少し落ち込み、減っていれば安心する、そんな見方をしていた時期がありました。
でも、体重は毎日きれいに減っていくものではありません。
少し増える日もあれば、何もしていないのに減る日もある。
そういう流れを見ているうちに、僕の中では体重を一点の数字ではなく、いくつかのゾーンで見る感覚ができてきました。
今日は、その「ゾーン」という考え方について、物語として書いてみたいと思います。
こういうふうに数字に振り回されていた頃の僕と、今の僕とでは、ダイエットの考え方自体がかなり変わりました。
その土台になっているのは、以前から書いている最小行動という考え方です。
→このブログにおける最小行動とは。
体重の数字を一点で見ると気持ちが揺れやすい
例えば僕の場合、55kgが目標だったのに、53kgまで落ちてしまったことがありました。
その時は、「どうしよう……」と本気で焦っていました。
今思えば、少し落ちただけで慌てていた自分が可笑しくもあります。
でも当時の僕は、55kgという一点で体重を見ていたのだと思います。
そこから少しでも外れると不安になる。
そんな見方をしていました。
今でこそ、体重はちょっとしたことで増減するものだと思えます。
でも当時は、そんなことも頭にありませんでした。
55kgに達したら、それをキープしてきっちり守る。
100gたりとも増減させたくない。
そんな感覚だったのです。
結局そのあと、僕は59kgまでリバウンドします。
今思えば、それも体重を「一点」で見ていたことと無関係ではなかったのかもしれません。
今の僕は、体重の数字そのものより、続けられる形を作ることのほうが大事だと思っています。
その土台になっている考え方は、こちらの記事にも書いています。
→ 最小行動で続ける習慣
僕の中で体重には「ゾーン」があると気づいた
そんなふうに体重を見ていた僕ですが、ある時、記録をつけている中で気づいたことがありました。
56kg後半から57kg前半あたりで、わりと安定しているのです。
その時に、もしかしたらこのあたりが、今の僕にとって無理のない体重帯なのかもしれない、と思いました。
試しにBMIで調べてみると、僕の適正体重は57.74kgでした。
56kg後半から57kg前半で安定していたのも、あながちズレていなかったんだなと思いました。
さらに見てみると、僕の場合、BMIの適正範囲には53kgも58kgも入っています。
そこで僕の中に、体重は一点ではなく、幅で見るものかもしれないという感覚が出てきました。
実際によく安定しているのは56kg後半から57kg前半あたりです。
ただ、そこを中心に見ていくと、53kg台から57kg台までは、僕の中では慌てなくていい範囲だと思えるようになりました。
それで自然と、「これは安全地帯、グリーンゾーンだな」という言葉が出てきたのです。
ゾーンで見るようになってから、焦り方が変わった
目標体重が55kgということ自体は、今も変わっていません。
ただ、その55kgを中心にして、53kg台から57kg台はグリーンゾーン、58kg台はイエローゾーン、59kg以上はレッドゾーンというふうに考えるようになりました。
ゾーンを決めてからは、体重の増減が以前ほど気にならなくなりました。
例えば56.2kgから一気に1kg増えて、57.2kgになったとします。
以前なら大騒ぎです。
「わーっ!1kgも増えちゃったよ。どうしよう」という感じでした。
でも今は、まだグリーンゾーン内で収まっていると思えます。
食事や運動を少し整えれば大丈夫。
そう思えるようになりました。
もちろん、イエローゾーンに入ることもあります。
それでも以前のように焦るのではなく、グリーンゾーンに戻せばいい、という見方ができるようになりました。
こういう「崩れても戻せばいい」という考え方は、体重の見方だけではなく、気持ちの整え方ともつながっている気がしています。
→ 心の整え方
ゾーンがあると、ダイエットは少し続けやすくなる
体重は、いつもきっちり同じところに止まっているわけではありません。
前日に食べた量や水分量でも、少しは動きます。
ゾーンという考え方を持っていなかった頃は、200g、300g増えただけでも、「また増えちゃったよ」と嫌な気持ちになっていました。
でも今は、多少の増減では一喜一憂しなくなりました。
グリーンゾーンの中なら気にしすぎない。
ゾーンを抜けたら少し気をつける。
そのくらいの感覚で体重を見られるようになったのです。
気持ちに余裕ができたというか、体重への考え方そのものが変わりました。
完璧に同じ数字を保つことより、危なくなった時に戻せることのほうが、今の僕には大事です。
それにより、ダイエットするのに気が楽になり、安心して体重計に乗ることができています。
ダイエットは、完璧に止め続けることより、少しズレても戻せることのほうが大事なのかもしれません。
今は以前より、安心して体重計に乗れています。
体重計に乗ること自体を習慣にした話は、こちらにも書いています。
→体重計に乗るだけでダイエットは変わる|最小行動の第一歩
全体の流れを知りたい方へ
→ 最初に読む(ロードマップ)
次に読みたい
→ 体重が少し増えた時、いきなり頑張らない僕の戻し方
→ ダイエット中の体重は「ゾーン」で見るようになった話
実体験の流れを追いたい方へ
→ 僕のダイエット物語
やる気に頼らない方法を知りたい方へ
→ 最小行動のやり方(まとめ)
崩れたときの戻し方を知りたい方へ
→ 心の整え方
ダイエットは一直線ではありません。
落ちて、戻って、
また続けていくものだと思っています。
この物語も、まだ途中です。

