ダイエットを始めたものの、思うように体重が減らなかった。
一度は痩せたのに、また体重が戻ってしまった。
我慢できずに食べてしまい、すべてが嫌になった。
ダイエットをしていれば、このような失敗を経験することがあります。
でも、失敗したからといって、それまでの努力が全部なくなるわけではありません。
大切なのは、失敗しないことではなく、うまくいかなかった時にどう戻るかです。
僕自身も、今まで何度も失敗しています。
都市伝説のようなダイエット方法を本気で続けたこともあれば、ダイエット中なのに約1か月、毎日のようにビールを飲んでいた時期もあります。
ストレスが原因だったのか、甘い物を食べたい気持ちが止まらなくなり、かなりの量を食べてしまったこともありました。
今回は、ダイエットで起こりやすい失敗例と、そこから立て直す方法について考えてみます。
ダイエットでは失敗することもある
ダイエットを始める時、多くの人は今度こそ成功させようと考えます。
食事を減らして、運動をして、毎日きちんと続ける。
最初は、そのような計画を立てるのではないでしょうか。
ところが、仕事が忙しくなったり、体調を崩したり、気持ちが落ち込んだりすると、計画どおりに進まなくなることがあります。
そこで、また失敗した
自分には意志がない
ダイエットなんて無理だ
と考えてしまう人もいます。
しかし、生活していれば予定外のことが起こるのは当たり前です。
一度食べすぎたり、何日か運動を休んだりしただけで、ダイエットそのものが失敗したわけではありません。
失敗だと思っている出来事の多くは、途中で少し道を外れただけなのです。
よくあるダイエットの失敗例
最初から厳しいルールを作りすぎる
毎日1時間運動する。
甘い物は一切食べない。
夕食では炭水化物を食べない。
このような厳しいルールを決めると、始めた直後は順調に進むかもしれません。
しかし、疲れている日や気分が乗らない日にも同じことを続けるのは大変です。
一度ルールを守れなかっただけで、もうダメだと思いそのままダイエットをやめてしまうこともあります。
厳しいルールは、守れている間は安心できます。
その反面、守れなくなった時に自分を責めやすいという弱点があります。
体重の数字だけで成功と失敗を決める
食事や運動に気をつけていても、体重が増える日はあります。前日に食べた物や水分量、排便、測定した時間などによっても、体重は変動します。
それなのに、昨日より500グラム増えたというだけで、今までの努力は無駄だったと落ち込んでしまうことがあります。
僕も毎日体重計に乗っていますが、1日ごとの数字だけで判断しないようにしています。
今朝は、2回量ったんですが、1回目が55.7kg。2回目が55.5kg。200gの誤差がありました。
数値、二度見しましたね。30秒も経ってないのに200gて……。
大切なのは、その日の数字ではなく、ある程度長い期間で見た時の流れです。
楽に痩せられるという方法を信じすぎる
世の中には、これだけで痩せるという情報がたくさんあります。
僕も以前、体重計に乗り続けるだけで痩せるという都市伝説のような話を、かなり真面目に実行したことがあります。
もちろん、体重計に乗ること自体は悪くありません。
自分の状態を知り、記録を残すきっかけになるからです。
ただし、乗るだけで体脂肪が減っていくわけではありません。
体重を測る行動と、痩せるための食事や運動を混同してはいけなかったのです。
それでも、この失敗があったからこそ、体重計は痩せる道具ではなく、自分の状態を確認する道具なのだと気づけました。
ダイエット中なのに飲酒が習慣になる
僕には、ダイエット中にもかかわらず、約1か月にわたって毎日のようにビールを飲んでいた時期があります。
最初は今日だけと思っていたのかもしれません。
しかし、それが翌日も、その次の日も続き、いつの間にか毎日の習慣になっていました。
お酒を飲むと、ビールそのものだけでなく、一緒に食べる物が増えることもあります。
お酒には食欲増進の効果もあるので、なおさら注意が必要です。
そして翌日には、昨日飲んだから今日も飲んじゃおうという気持ちになりやすくなります。
問題は、ビールを1回飲んだことではありません。
今日だけという行動が、何となく繰り返されていたことでした。
ストレスから甘い物を食べ続ける
僕の場合、恐らくストレスが原因だったと思いますが、甘い物を食べたい気持ちが止まらなくなった時期がありました。
食べた直後は少し落ち着きます。
しかし、しばらくすると、また食べたくなる。
そして食べた後には、ダイエット中なのに何をしているんだろうと後悔する。
そんな繰り返しになっていました。
ここで注意したいのは、食べてしまった自分を強く責めることです。
自分を責めることでストレスが増え、そのストレスを和らげるために、また食べてしまうことがあります。
食べすぎた時こそ、意志が弱いと決めつけるのではなく、
最近、無理をしていなかったか
睡眠は取れているか
仕事や人間関係で疲れていないか
食事を減らしすぎていなかったか
と、食べたくなった背景を確認することが大切です。
失敗した後にやってはいけないこと
ダイエットで失敗したと感じた時、食べた分を取り戻そうとして、翌日の食事を極端に減らしたり、急に激しい運動をしたりすることがあります。
しかし、急な帳尻合わせは長く続きません。
無理な食事制限によって空腹が強くなれば、その反動で再び食べすぎる可能性もあります。
昨日食べすぎたから、今日は何も食べない。
運動を休んだから、明日は倍の時間歩く。
このような考え方では、ダイエットが罰のようになってしまいます。
失敗の後に必要なのは、罰ではなく通常運転に戻すことです。
ダイエットの失敗からリカバリーする方法
失敗を一つの出来事として区切る
食べすぎたとしても、それは一食、または一日の出来事です。
昨日食べすぎたからといって、今日は量を減らす必要はありません。
まずは、
昨日は食べすぎた
でも、今日はいつもの食事に戻そうと区切ります。
失敗を引きずらず、次の一食から戻る。
それだけでも立派なリカバリーです。
原因を一つだけ探してみる
失敗した時に、細かく反省しすぎる必要はありません。
ただ、同じことを繰り返さないために、原因を一つだけ探してみます。
空腹を我慢しすぎた。
疲れていて何も考えたくなかった。
家に甘い物がたくさん置いてあった。
ビールを飲むことが毎日の区切りになっていた。
原因が見つかれば、対策も考えやすくなります。
完璧な答えを出す必要はありません。
次は少しだけ工夫してみようと思えれば十分です。
最小行動まで戻る
失敗した後に、いきなり以前と同じダイエット生活へ戻そうとすると、気持ちがついてこないことがあります。
そんな時は、行動をできるだけ小さくします。
体重計に乗る。
動きやすい服装に着替える。
スクワットを1回だけする。
5分だけ歩く。
食事の最初に野菜を一口食べる。
これならできそうだと思える行動まで小さくすることが大切です。
一度動き始めると、もう少しやってみようと思えることがあります。
できなかったとしても、最小行動まで戻れたことで、ダイエットとのつながりは残ります。
関連記事:このブログにおける最小行動とは。
完璧に戻そうとしない
以前は毎日30分歩いていたから、今日からまた30分歩かなければならない。
そう考える必要はありません。
今日は5分。
次は10分。
調子が戻ってきたら20分。
このように少しずつ戻していけば大丈夫です。
ダイエットでは、早く元の状態に戻ることより、再び続けられる状態を作ることのほうが大切です。
過食が続き、心まで苦しくなっている場合
ストレスがたまり、一時的に食べすぎてしまうことは誰にでも起こり得ます。
ただし、自分では止められないほど食べる状態が繰り返される、食べた後に吐く、下剤などを使う、体重や食事のことばかり考えてしまう、日常生活に支障が出ている場合は、一人だけで解決しようとしないでください。
これは、意志の強さだけで何とかする問題ではない可能性があります。
家族や信頼できる人に話したり、心療内科や精神科、地域の相談窓口などに相談したりすることも大切です。
ダイエットよりも、心と体を守ることを優先してください。
相談することは、ダイエットから逃げることではありません。
自分を守るための大切な行動です。
失敗はダイエットを見直すための材料になる
僕も、体重計に乗るだけで痩せると思っていたことがあります。
毎日のようにビールを飲んでいた期間もありました。
甘い物を食べることが止められず、後悔したこともあります。
その時だけを見れば、失敗だったのかもしれません。
しかし、その経験があったから、自分がどのような時に崩れやすいのかが少しずつ分かってきました。
失敗は、何も残らない出来事ではありません。
自分に合わない方法や、崩れやすい状況を教えてくれる材料にもなります。
ダイエットに失敗したと思った時は、すべてを投げ出すのではなく、できるだけ小さな行動に戻ってみてください。
体重計に乗るだけでも構いません。
次の食事を、いつもの量に戻すだけでも構いません。
失敗した場所から、何度でもやり直せます。
ダイエットで本当に大切なのは、一度も失敗しないことではありません。
失敗しても、自分を責めすぎずに戻ってこられることなのだと思います。
全体の流れを知りたい方へ
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ダイエットは一直線ではありません。
落ちて、戻って、
また続けていくものだと思っています。
この物語も、まだ途中です。

