ダイエットを始める時、多くの人はまず方法を探します。
何を食べればいいのか。
どんな運動をすればいいのか。
何日で何kg痩せられるのか。
もちろん、方法を知ることは大切です。
でも、ダイエットを続けていくうえで本当に大事なのは、方法だけではないと思っています。
むしろ、最初に整えておきたいのは心の持ち方です。
ダイエットは、短距離走ではなく長く付き合っていくものです。
だからこそ、気合いだけで突っ走るよりも、焦らず、責めすぎず、戻ってこられる考え方を持っておくことが大切だと思います。
この記事では、ダイエットを続けるための心得について、やさしく整理していきます。
ダイエットは完璧を目指さなくていい
ダイエットを始めると、つい完璧にやろうとしてしまいます。
毎日運動する。
毎日食事を管理する。
間食は絶対にしない。
体重は毎日減らす。
こう考えてしまうと、少しでもできなかった日に、自分を責めてしまいやすくなります。
でも、ダイエットは完璧にできる日ばかりではありません。
疲れている日もあります。
食べすぎてしまう日もあります。
動きたくない日もあります。
それは、意志が弱いからではありません。
人間なので、そういう日があるのは自然なことです。
大事なのは、できなかった日を失敗と決めつけないことです。
一日できなかったからといって、今までの積み重ねが全部なくなるわけではありません。
少し休んでも、また戻ってくればいいのです。
ダイエットの心得として、まず覚えておきたいのは、完璧を目指さなくていいということです。
体重は毎日きれいに減るものではない
ダイエット中は、体重の数字に一喜一憂しやすくなります。
昨日より増えている。
頑張ったのに減っていない。
少し食べただけなのに増えた。
こういう時、気持ちが折れそうになることがあります。
でも、体重は毎日きれいに減っていくものではありません。
水分量、食事のタイミング、塩分、睡眠、便通などでも体重は変わります。
一日単位で見れば、増えたり減ったりするのは当たり前です。
だから、昨日より増えたからといって、すぐに失敗だと思わなくて大丈夫です。
体重を見る時は、点ではなく流れで見ることが大切です。
今日の数字だけで判断するのではなく、数日、数週間の流れで見ていく。
そうすると、少し増えた日があっても必要以上に落ち込まなくなります。
ダイエットは、毎日の数字と戦うものではありません。
自分の身体の変化を、ゆっくり観察していくものだと思います。
関連記事:体重記録
頑張りすぎると続かない
ダイエットを始めたばかりの時は、やる気があります。
よし、今日から毎日歩こう。
食事もきっちり管理しよう。
筋トレも始めよう。
最初はそれでも動けるかもしれません。
でも、生活の中で無理が大きすぎると、どこかでしんどくなります。
ダイエットは、頑張ることが悪いわけではありません。
ただ、頑張りすぎると続かなくなりやすいのです。
最初から大きな目標を立てすぎると、できなかった時の反動も大きくなります。
そして、やっぱり自分には無理だったと思ってしまう。
でも、本当は無理だったのは自分ではなく、設定した行動の大きさかもしれません。
毎日1時間歩くのが難しいなら、10分でもいい。
10分も難しいなら、靴を履くだけでもいい。
食事管理が難しいなら、まずは一口だけ意識するのでもいい。
小さく始めることは、甘えではありません。
続けるための工夫です。
サボりたい日があってもいい
ダイエットをしていると、どうしてもサボりたい日が出てきます。
今日は歩きたくない。
今日は食べたい。
今日は何も考えたくない。
そういう日まで、無理に自分を追い込まなくてもいいと思います。
もちろん、毎日好き放題してしまえば、ダイエットは進みにくくなります。
でも、たまにサボりたい日があること自体は、悪いことではありません。
大事なのは、サボったあとに全部投げ出さないことです。
一日休んだら終わり。
食べすぎたら終わり。
運動できなかったら終わり。
そう考えてしまうと、戻るきっかけを失ってしまいます。
サボりたい日は、サボってもいい。
ただし、戻ってくる場所だけは用意しておく。
たとえば、体重計に乗るだけ。
動きやすい服装に着替えるだけ。
少しだけ外に出るだけ。
こういう小さな行動があると、完全に離れてしまう前に戻りやすくなります。
関連記事:ダイエットをサボりたい日があってもいい|戻ってくる場所としての最小行動
ダイエットは自分を責めるためのものではない
ダイエット中に一番つらいのは、体重が減らないことよりも、自分を責め続けてしまうことかもしれません。
また食べてしまった。
また続かなかった。
自分はダメだ。
そう思い続けると、ダイエットそのものが苦しいものになってしまいます。
でも、ダイエットは自分を責めるためにするものではありません。
本来は、今より少し元気に過ごすため。
身体を少し軽くするため。
自分の生活を整えるため。
そのためのものだと思います。
だから、できなかった日があっても、自分に厳しい言葉ばかり向けなくていいのです。
今日はできなかった。
でも、また戻ればいい。
ここで終わりにしなければ大丈夫。
そう考えられるだけで、ダイエットは少し続けやすくなります。
他人と比べすぎない
ダイエットをしていると、他人の結果が気になることがあります。
短期間で大きく痩せた人。
毎日運動している人。
食事管理を完璧にしている人。
そういう人を見ると、自分は全然できていないように感じるかもしれません。
でも、生活環境も、年齢も、体質も、仕事の忙しさも、人によって違います。
他人と同じペースで進めなくても、それは当たり前です。
比べるなら、昨日の自分や、少し前の自分でいいと思います。
前より体重計に乗れるようになった。
前より食べすぎたあとに戻れるようになった。
前より自分を責めすぎなくなった。
そういう小さな変化も、ちゃんと前進です。
ダイエットは、誰かに勝つためのものではありません。
自分の生活を少しずつ整えていくものです。
続けるためには戻れる仕組みが必要
ダイエットを続けるうえで大切なのは、やる気を高く保つことではなく、やる気が落ちても戻れる仕組みを持っておくことだと思います。
やる気は波があります。
ある日は頑張れる。
ある日は何もしたくない。
それが普通です。
だから、やる気がある時だけ動ける方法ではなく、やる気がない時でもできる小さな行動を用意しておくことが大切です。
体重計に乗る。
水を飲む。
少しだけ歩く。
夜食を一口減らす。
動きやすい服装に着替える。
こうした小さな行動は、派手ではありません。
でも、ダイエットから完全に離れないための支えになります。
大きく頑張れない日でも、小さくつながっていれば大丈夫です。
それが、長く続けるための心得だと思います。
関連記事:このブログにおける最小行動とは。
まとめ|ダイエットの心得は、焦らず戻ること
ダイエットの心得というと、厳しいルールを思い浮かべるかもしれません。
でも、僕はそうではないと思っています。
完璧を目指さなくていい。
体重は毎日きれいに減らなくていい。
サボりたい日があってもいい。
自分を責めすぎなくていい。
他人と比べすぎなくていい。
そして、少し離れてもまた戻ってくればいい。
ダイエットは、ずっと頑張り続けるものではありません。
休みながら、迷いながら、それでも戻ってくることを繰り返していくものだと思います。
大切なのは、一度の失敗で終わりにしないことです。
今日できなかったとしても、明日また小さく始めれば大丈夫です。
大きく変わろうとしなくても、まずは戻ってくる場所を作る。
その小さな積み重ねが、ダイエットを続ける力になっていきます。
全体の流れを知りたい方へ
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ダイエットは一直線ではありません。
落ちて、戻って、
また続けていくものだと思っています。
この物語も、まだ途中です。

